塗料を選ぶ際はカタログや小さなサンプルを見て判断するのが一般的です。
小さな面積に塗られた色は濃度が濃く見え、広い外壁に塗った時よりも、暗い印象に見えてしまいます。
そのため、サンプル通りには仕上がらず、思ったより明るい色や派手な色に仕上がる失敗が少なくありません。
サンプルと施工後の色が違って見える面積効果に注意し、サンプルの希望色より一段暗めを選ぶのがおすすめです。
また、同じ色でも、日の当たる南側や西側と、日の当たらない北側や建物や大木などの影になっている外壁では見え方に違いが出ます。
そのため、日当たりを意識することや明るい日中だけでなく、日が落ちた時のイメージもして色を決めることが対処法の一つです。
同じ建物でも、日当たりに応じて側面ごとに色のトーンを変えるのもおすすめです。
日の当たらない箇所も暗い色にするのはできれば避けましょう。
