甲州市牛奥の古民家の玄関、広縁サッシ交換

こんにちは甲州市で新築、リフォーム業をしている家職人番匠の矢崎です

前回の床工事の後続けて広縁のサッシの取り換え、玄関サッシの取り換え工事に入りました。

この広縁の掃き出しサッシは建付けも悪く鍵も壊れているので掛かりません昭和40年代に取り付けられた

シルバーのサッシで当時はアルミの地金のシルバーしかありませんでした。不用心なので全部交換することになりました。

当然床もレベルが違います。柱も傾いていますので建具は内枠寸法より余裕を見て制作します。サッシも最近の家では幅が1間(1820㎜)

が多いのですがこの家は幅が2間(3640㎜)4本建てと1間引き違いで全部で4か所取り換えとなります。今では広縁のある家は少なくなりました。

縁側は冬は日が入り暖かく布団も干せていいんだけどね。冬縁側で椅子に掛けてまどろんでいると気持ちいいですよ。😁

ホントは床も新規直せばいいのですが廻り廊下なので大工事になってしまいます。何十年ぶりかの広縁工事です。

古い家のレベルを直さないでのサッシリフォーム工事は苦労します。新築の方が楽ですね😂

普通のリフォームと違い歪んだ古民家リフォームは言い方は悪いがごまかして(臨機応変)きれいに収めるのも大工の技ですよ。

今回はYKKのペアガラスサッシを使用しました色もブロンズ色なので古い家には調和がとれています。既存サッシの撤去補強修正含めて2日ほど掛かりました。これで隙間風も入らず安心して生活できますよ。

工事内容(和室含む)

畳床31畳全面解体フロア仕上げ、YKKサッシ交換5か所(全て切り詰め加工)

YKK玄関サッシ交換(カバー工法)、既存建具交換16か所、内装他

工事金額:340万円